「あー、ヒドイ目にあったわ・・。」
波間からの帰還。
森の香りのするカフェ、カーライン。そのテーブルにて。
「アンタ、本当になにしてるの?」とは栗色の髪の少女。
「ナイショ、って言ったでしょ?」と答えるグレイの髪の少女。
「お待たせしましたー」とお茶を持ってくるエレゼンの少女。
この3人はおなじみのメンバーだ。
呼ばれて、「はーい!」と元気な声で看板娘が別のテーブルにいく。
「で?どうなの?」
「たぶん・・だけど。見た。と思う。」
今は普段着のグレイの髪を後ろでまとめた少女は、歯切れが悪い。
「それって本当?」
「だーかーらー、わからないって言ってるでしょ?」
「らしくないわねー。」珍しく勝てた気分の少女。
「ウルサイ。次の鍛錬で泣くまで殴ってやる。」
「えー・・・・。」
そこに。
「スゥ!」
と。一人の男性からの声。
鬼哭隊のメンバーだろうか?
「お仕事だぞ。お前も隊に入ったんだからな。ちゃんとするんだぞ?」
「はいっ!」起立して返事を返す。(さすが隊長の娘。)
手を振って出て行く彼女。
ゆっくりと午後は過ぎていく・・・・・・。
半年後。
「でね。聞いて。聞いて。」
「どうしたの、ミュー。」
「ほんと、どうしちゃったの?」
「ウルスリから連絡あったの!」
「え、本当?」
「リムサで?」
カーラインカフェは今日も賑やかだ。
「レティさん、なんでリムサって?」
「そりゃあ、レティ姐さんは何でも知ってますよ?」
「へーえ。」と栗色の髪の少女。
「例えば、そこの栗頭なんか、ヘタレの彼氏が出来たとか。」
「ヘタレって言うなっ!」
「あ、やっぱり。付き合いだしたのね。」
「う・・・あ・・・・・。引っ掛けたわね?」
「かかる方が悪いw」
「ふん、相手の一人も居ないなんて、そっちこそ負けてるんじゃないの?」
アドバンテージを取った少女は攻勢に出る。
「なに言ってるの、居るに決まってるじゃない。」
負けじと言い張る少女。
「ウソつけ!」と言い返される、が。
そこに。
「居たっ!」
坊主頭、背中には斧。明らかに怪しい風体だが。こちら目指してやってくる。
「さがしたぞっ!」と坊主頭。
「えーっと。」とグレイの髪の少女。「彼氏。」
「え?」と栗色の髪の少女。「まじで?」
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まさかの展開w
Miyavi Ozzy (Hyperion) 2012年03月29日 20:28
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>みやびたん、いらっしゃい♪
まあ、こういう展開w
設定的には、こういう流れって決めてたしwでないとカップリングできない気がするwwwww
Mayuri Rossana (Hyperion) 2012年04月01日 02:08