477書き物。冒険者達の日常・・・。暴君の帰還。

「ふう。」
黒髪のミコッテの女性は一息。
森の都。グリダニアへの慰安旅行、のはずだが。だったが。
なんというか。
ついおせっかい?というか、性分というか。
まだ「熟していない」ptを見れば、手を貸さざるを得ない。
そんな義務感めいたものがある。
「教授(プロフェッサー)」あまねく受講者に手を差し伸べるべくした、練達者。
「ま、あの子達ならこのくらいは。」と、カフェに戻るやいなや、香茶をすする。
今夜の相手は格別だった。なにしろ・・。
ふたつ名をいくつも持つレベルの暗殺者だったのだから。
「オッドアイ?冗談じゃないわね!」などと。

パールを取り出し。
「ねえ、センちゃん。そっちどーなの?」と。
アリティア産業、第一倉庫管理者、兼秘書のセネリオが応える。
「マルス社長。本社は経営的には問題ありません。」
「そか。じゃあ良し。」
「いえ。物産の方に赤字が出ています。簡潔に言いますと、代理の不行き届きが原因です。」
「ああ・・エリスか・・。」
「はい。彼女は経理は得意なのですが・・・。」
「レイは?」
「はい。彼女は第二、第三倉庫の管理、及び今回の失策にも尽力しています。」
「やっぱ、エリスにはお仕置きだなあ。」
「ええ。賛同いたします。」


「なあ、レイ?仕事って、やっぱ大事じゃない?」にこやかなミコッテ。
「そうですね、先輩。」とさらににこやかなヒューランの女性。赤い髪が印象的だ。
「ん?」と。パール(仕事用)を手にとる、エリス。
「社長がお帰りです。至急本社に。」

「はぁ?」って。
「どうしました?社長がお帰りなんでしょ?」
「物見遊山を企画して、追い出しといて、今更帰ってきたから今すぐ来い、って。」
「あー、セネリオさんらしいですねえ。」ほんわり。
「レイ!私はこのまま行くから、後よろしく!」
「え?ええええ?」あっけらかん、とした先輩の態度に、応えれるでもなく。

「私ってきっと貧乏クジ引き当てるのが天性なんだ・・・・。」うなだれる・・。



「面白いモノを摂ってきた。」

帰還した社長、マルス・ローウェルは、グリダニアならではの品を手のひらに乗せ。

「あの森は、資源になる。」
そう言い放った。


----------コメント----------

おっ、何か思いついたか社長。

自分もいろいろ考えてたけど、見つからなかったなぁw
海産物ネタの時に、リムサから飛空艇で直送も考えたけど、
飛空艇は自社で買えるような物ではないと判断し断念。
Marth Lowell (Durandal) 2013年02月25日 07:51

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>マルスさん、ひゃっほいw
はい、そーです。それは「観光産業」腕の立つ冒険者を雇い、一般人やまだまだヒヨッコ冒険者のガイドをしながら各キャンプまでご案内、というw
今回の護衛の経験を活かしたアイデアですw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2013年02月25日 12:42

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なるほど、サービス業ですか、全然思いつきませんでしたw
小説ならではの良いアイディアですね。
Marth Lowell (Durandal) 2013年02月25日 13:00

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>マルスさん、どうもw
ff11から14でも、あたしはレベルの高い方にいろいろと教わって、それはエリアの移動も。なので、高位レベルの方を「教授」と言ってみたりw実体験がモトだったり・・・w
需要の拡充に伴い、供給のアピールは増えていきますしね。
がんばれ!アリティア産業!
Mayuri Rossana (Hyperion) 2013年02月25日 16:02

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ご声援ありがとうございますw
新生時には事業拡大のため雇用を増やす予定ですw
(キャラ無料だしね!・・・、まゆりさんの鯖にも作ろうかしらw)
Marth Lowell (Durandal) 2013年02月25日 17:09

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>マルスさん、ぜひw
こっちの鯖に来たら大歓迎だよ!
その時は、外部顧問として雇ってもらおうかしらw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2013年02月25日 17:23

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1アカウントあたり、1サーバー8体 全ワールド40体なので、
全サーバーにキャラ作っちゃおうかしらw
3アカウント目を作るのもありかなw
メインサブは常にINしてるはずだから、他鯖用アカウント新設w
Marth Lowell (Durandal) 2013年02月25日 17:35

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さすがです!社長w
シタッパーで構わないので雇ってくださいw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2013年02月25日 18:48

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グリダニアの子会社名どうしようかしら、「アリティア○○」は決まってるけども・・・。
観光ではないよなぁ、護衛や教育メインの業種かぁ・・・、難しい・・・。

そういえば、社長は何を持ち帰ってきたのか気になるw
Marth Lowell (Durandal) 2013年02月26日 18:19

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>マルスさんwww
持ち帰ったのは、屋台で売っているお土産。素朴ながら丁寧な手作り。
リムサやウルダハだと、こういう仕事はしないと思うのよね。
なので木彫りのモーグリあたりを手で転がしながら、社長はうんうん、と考えをひねり出してるかとw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2013年02月27日 00:29

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う~む、社名「アリティア護衛サービス株式会社」とかどうだろうか?
Marth Lowell (Durandal) 2013年02月27日 08:04

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とりあえず、会社概要は書いておきましたw
http://lodestone.finalfantasyxiv.com/rc/forum/thread?gcid=2231017&threadId=1753003
Marth Lowell (Durandal) 2013年02月27日 08:49

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>マルスさん、まいどw
細かい設定、ありがとv
ちゃんと活かせればいいのだけどw
ADSCかしらw「アリティア・ディフェンシブ・サービス・コーポレーション」語呂のいい読み方できるかしら・・
Mayuri Rossana (Hyperion) 2013年02月27日 09:58

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