161書き物。酒場の外では。2

正直、頭が痛い。

あたしは別に二日酔いなんかじゃない。
むしろ、もっとひどい。

酔っ払い船長の「トンデモ料理(パン)」を、
「うまい!」と言わせる、というか・・、控えめに言って「まずくない。」と、言質を取って来い?というのだ。
ムリにも程がある。

確かに、小麦自体は・・悪くない。
ロクでもない酒場のマスターいわく、もともとはこの小麦を売り出す、というのが狙いだったらしいのだが。
どこをどう間違えたのか、小麦の良さを知ってもらうためにパンにした。それも独創的な発想をシェフに押し付けて。

そして、世にも微妙なパンが出来上がったのである。

とりあえず、反応を、ということで、サーディンの塩漬け(アンチョビ)を練りこんだパンの試食につき合わされたのである。

フ・ズーミィ女史。
「まるでダメね。まあ、冒険者が食べるのなら・・イイんじゃない?」
魚好きな種族であるミコッテですらこの有様。


次いで、調理士ギルド。
ルガディンの調理師。エーントフート。「ふむ。」
次の台詞は、ある意味アタリマエだったかもしれない。
「いい度胸だ。悪くは無い。ただし10年は修行をここでやれ。」


あーーー!なんだ、コレ!なんで。あたしがこんな役回り!
あたし、何か悪いことした?と一人で悩んでいるトコだが。

ララフェルの女性?少女?には、ちょっとだけ好評?
ショショマと名乗る彼女は、うーん、いいかも?と。

はあ。

まず、なんでこうなっているのだろう・・?


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デススパイラル!!
Bob Dalus (Hyperion) 2012年02月18日 01:38

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>ぼびー。いらはいw
最近、スパイラルにハマッたの?www
ちなみに関西だと、「ドツボにはまる」というwwwww
Mayuri Rossana (Hyperion) 2012年02月18日 04:32

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