162書き物。酒場の外では。3

「あーーーー。」

どうしよう?この有様は。

出るのはため息ばかり。

誰だったか、ため息ごとに「幸せの妖精」を殺してしまう、などと。
正直、そうかもしれない。


ダカ・ジンシャル、というミコッテからもダメだしを食らって。

「もーいーや。」


「ねぇ、母さん?」パールで呼び出す。
「どうしたの?」と同時に。
「何!?」とスウェシーナさん。

コワすぎ・・・


「や、そのさ。ちょっと味見を・・。」
「何の?」
「パン。」
「なんだ、男じゃないのか。」
「ちょっと待って?ソレって味見がいるの!?」
「レティ!待て!もしかして!」
「ああああああ。スウェシーナさん、落ち着いて!!!」


ナントカ落ち着いて。
共通の意見としては。
3人そろって、「残念な味。」

「コレはバデロンに苦情がいるよなあ?」
「母さん、ヤメて。」
「それは、マユちゃん。はっきりしておかないと。」とは、スウェシーナさん。
「だろ?スゥ?」
「そうね、コレは・・。」

酒場、溺れた海豚亭にて。

店員を一人捕まえて。
「なあ、バデロンどこ行った?」とはレティシア。

「あ、いえ、その・・・。ウルスリさんと・・。」
「なぬ!」ハモる二人。

と、その背後に。

「お、珍しくもない御三方。俺になんか用かい?」
バンダナのヒゲ男が声をかけてきた。

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