560書き物。第七霊災 続き

ある日。
その夕暮れから夜にかかるとき。
光が落ちた。

ただ、その光はただの光ではなく。

圧倒的な破壊を秘めたもの。

各都市や村などの住人は悲鳴をあげ。
そして逃げ惑い。
結果をただただ、受け入れるしかなく。


「ち、こんなものがあるのか・・。」
栗色の髪の女性、鬼哭隊隊長スウェシーナ。

上空にはとんでもないものが。
赤い月だと思っていた物が、一転。蛮神、それも龍に変るなどと。
周りは完全にパニックになって、もはや軍としての機能を持たない。
これは・・・。
鬼哭隊メンバーはかろうじて自分を中心として展開しているが、この人数ではどうにもならない。
「仕方ない、一時転進して隊を立て直す!左翼、右翼にもそう伝えろ!」
「はい!」「にゃ!」息子夫婦が走り出す。「これは・・どうしようかなあ・・。」
そこに、隊員の一人が。
「レティシア右翼隊長と、ウルラ副長、負傷により戦線を・・」

「待て!おい!レティが、それにウルラもだと!どういうことだっ!」つい声が荒くなる。
「はいそれが。」鬼哭隊員は、言いにくそうに。
「突撃を敢行されまして、その際に重傷を負われ・・しかも、その後さらに突撃を敢行されたそうです。
ご子息の方は・・。魔女様を抱え撤退の際に不意打ちにあわれ・・。」
「この・・!ええい!このっ!」槍を叩き折らないか心配するぐらいに。

レティ!あんた何やってんの!
あんた、本当に魔女って名乗る気があるなら!
親友を思い、涙がこぼれる。

「転進、用意はいい?」涙がこぼれる中、指示を飛ばす。
「はい!司令!」
「では転進!被害を最小限に抑え、部隊の再編を!急げ!」
「はいっ!」


上空にいるマガツな龍は。降りてきた時に振り散らした火球だけでは収まる事無く。


「ヤバイ!」左翼の隊長たるララフェルがその術式構成を編み解く。
「なんだってあんなものが構成できるの?」
水晶の魔力と呼ばれる彼女は、呆然と。ただ呆然と。
編み出される術式構成が見えてしまった。
轟炎(フレア)と呼ばれる、普通の術士ならば、というか、魔道士しか編めない構成。
それを数百以上、いやそれ以上か。上空に展開している龍の王。
自分でも数発が限度。そんな術式構成を一瞬で展開してしまうとは。


グアアアアアアオオオオオオオオ!!!!!!!
構成に魔力が注がれるのが見えてしまった。



「えー・・。まじー・・・。」
同じく右翼で撤退と二人の親友とも呼ぶべき人達を癒すのに。
こんな、馬鹿な。
ありえない術式構成に、その魔力。尋常ではない。
逆にその構成が一瞬で編まれるのを見たくは無かった。
だが、中央隊と合流し、撤退の途中。

凶龍は猛威を振るう。


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これで560話目wきり良く600で何か起こしたいねw

<えー・・。まじー・・・。
ごめんなんかこの顔文字を当てはめたかったw   ※ロドスト転載時、顔文字がそのままコピペできませんでした。15/1/21
Marth Lowell (Durandal) 2013年04月22日 09:20

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こんな バナナ
Rapu Taro (Hyperion) 2013年04月22日 10:44

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>マルスCEO、そか、あと40・・・
トータルではそろそろ600なんだけどw
でもまあ、560話って我ながらたいしたものだw600回はやっぱ座談会かしらw
あとその顔文字なんかキモいw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2013年04月22日 13:32

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>ラプさん、そんなバナナ。
バナナかー。なんだっけか・・・確か一本売りでめっちゃ美味しいのがあったんだけど・・・・。ドコだったかしら・・。あと、チョコフォンデュはやっぱバナナとマシュマロっす。
Mayuri Rossana (Hyperion) 2013年04月22日 13:37

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