542書き物。風見鶏弐

「なあベル?」
「どうした?」
ルガディンの青年とヒューランの青年。
二人の共通点といえば、性別が男、年齢、「冒険者」という職業。
そして。
リンクシェルと呼ばれる宝珠だ。
これは冒険者に無償で渡される「伝心」という、念じればその声が届く便利な道具だ。
「ちょっとばかりリーブっていうヤツをやってくる。お前もどうだ?」
「それは・・おもしろそうだ。でもウルダハだろう?」
夕暮れも過ぎた街
暗く深い黒衣森が見える。
「ははは!今からだろう!お前らしくも無い!」
「いや、ウルダハだろ?行けるわけないじゃないか。」
「俺が行く。すでに移動術式、テレポ契約してあるからな!」
「お前、行動力ありすぎ。ついでに言えば、おう。しかいわないクセに今日は饒舌だ。」
「おう!」
「まったく、お前ってタフだな。」黒髪の青年は溜め息を。
この「風見鶏」というLSを立ち上げてから。
黒髪に青い染色を。
理由は、「風を」ということなのだが、いちいちというか、相棒に説明する気も起きない。
「じゃあキャンプは?」
「ベント・ブランチ」から少し走ろう。
まったく。


冒険者ギルドで数枚のカード(ギルドリーヴの)を受け取り、グリダニアから走り出る。
スケイルメイルがジャラジャラと音を立てるがこの際きにしない。
何と言ってもすぐソコのキャンプだ。問題にならない。問題はこの後だ。
キャンプに着くとすでに移動術式をして、ルガディンの青年が待っていた。
「遅いな。」
「お前、術式っていうか。まあいいや。で?どこまで行くんだ?」
「ナインアイビー、かあ。」
「結構遠いな。」
「行く価値はありそうだ。」
「言ってろ。」
走り出す。もう陽は完全に落ち、月が見える。
「なあ、あの月ってどうなってんだろうな?」
「おう。」
「そこも、おう、かよっ!」

キャンプ・ナイナイビー。
その青白い光がキャンプを照らす中、一人の少女が呆然と。
そして時々
「誰か、誰かいませんかにゃー!」と叫んでいた。
銀髪の少女はただただ、呆然として・・・。無意味に叫んでいた。


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ナイナイビーw
Fizz Delight (Hyperion) 2013年04月09日 15:20

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ナイナイビーwwww
Bob Dalus (Hyperion) 2013年04月09日 15:22

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マジだw
Marth Lowell (Durandal) 2013年04月09日 15:22

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なおしたwマジはずかしいw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2013年04月09日 15:25

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†FF14であったシステムメッセージの
キャンプ・ブルーフォグクを思い出したw
Marth Lowell (Durandal) 2013年04月09日 15:29

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>マルスCEO、それならw
11時代のGMが「お肌ツルツル」なる誤爆をしたのが有名w
このツルツルを小文字のツルツルってしたあたりに萌えがあるとかw
それと11トリビア?みたいなので、システムメッセは手書きだ、みたいなのもあったかしら。14もそうなのねw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2013年04月09日 15:33

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追記
その時の実際の画像
http://lodestone.finalfantasyxiv.com/rc/forum/thread?gcid=2231017&threadId=1834003
画像7
Marth Lowell (Durandal) 2013年04月09日 15:37

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>まゆりさん
http://wiki.ffo.jp/html/2598.html
これですねw
Marth Lowell (Durandal) 2013年04月09日 15:38

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>マルスCEO、それw
っゃっゃw
ボディソープかしら?w
ちなみにあたしはダヴですがw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2013年04月11日 01:07

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