540書き物。魔女の今・・・。

「コイツはたまったもんじゃあないわね。」
グレイの髪を。振り払い。
突撃攻撃。
先陣を衝き切り、長爪を振り払う。
左翼はなんというか。
爆音が響いているので、おそらく「水晶の魔力」がハデにやらかしているのだろう。

そして。

このタイミングで遊撃隊が来なく、親友の娘となったミコッテ、シャンから「アレ」と言われた。

こうなると。

突貫工事などやってる場合ではない。
殿軍(しんがり)とは。自分で提案しておいて、まったく。
一時引くように見せかけて、もう一度突撃。この後尻尾をまいて逃げるとするか。
「よおうし!一発やっちゃうよ!その後転進!中央隊の尻にかじりつく!」
部下を叱咤する。
「シャン!あなた、さっさと返りなさい!こんなところにいたらダ・・!」

左わき腹に槍が突き刺さる。
「あはは、久しぶりね。こういうの。」
槍が食い込んでいくのを気にせず相手に近づき長爪を振るう。
「だめー!」
とはララフェルの白魔道士。
「余裕!」
貫通した槍を半ばで長爪で切りとばす。
「いま、回復術式を・・・。」
「ヘタに抜いたら出血でくたばるわ。このままでいい。」
「そんなああ!」
「それより撤退戦よ!槍一本でグダグダしてるわけにはいかないっ!」
「レティ・・・。」
「ここからが本番だっての!」
「レティ。アレ見てる?」小月を指差す。
「当然。連中、アレ落とす気満々でしょ。あんなの墜ちたら自分たちも大変だろうに。」
「だよねー。」

「まずは陣形を整えて後方に転進!さらに中央隊の殿軍を勤める!
右翼隊も襲撃されている!こちらからの転進反撃でもって救出、その後・・・。」
「隊長!」
わき腹に槍を突き刺されたままの魔女は一旦控え。
「その後、スウェシーナ司令に部隊をゆだねる!左方からの包囲戦だ!
我が隊はその作戦のための・・・後詰であ・・・る。皆!奮闘せよ!!!」

「レティ、無茶。ほんとーに。」
「こおのくらい・・・の・・・む・・茶・・・は・・。」
「ちょっとー!」

杖に誓った「死なせない」
この誓いを破りはしない・・・・。


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あっマクロミスww
リキャ@3ぷん
Eraru Control (Hyperion) 2013年04月09日 12:43

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>えらっち、そのリキャ死ねるw
いや、冗談w
一瞬「マクロス」に見えたのも冗談でゆるしてw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2013年04月09日 15:14

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修行を積むと筋肉で締め上げて傷口を塞いだり出血を止めれるようになるらしいw
Bob Dalus (Hyperion) 2013年04月09日 15:27

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>ぼびー、それて北斗とかw
あんな神がかりの拳法ありかよっ!って設定だしw
あと毎回?服破いて世紀末?物資が無いのにエコとは程遠い主人公w
Mayuri Rossana (Hyperion) 2013年04月09日 15:30

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