431書き物。自己紹介?

とある、サロン。
潮騒がかすかに耳をくすぐるかのように聞こえる。

「さて。お集まりの皆様。どうも。」
赤めの髪をポニーテールにした女性。小柄だがキビキビした動きは、どこかネコを思わせる。
サロンは円形になっており、同じく円形に並んだソファには男女数人が腰掛けている。
「司会進行役、おなじみのまゆりさんですよ。」
「あれ?髪型変えた?」
「はいな。リアルだとこういう髪型ですのwええと、F2タイプかな?しかもレッドブラウンw」
「ほほう。」
「というわけで、今回はというか、もうちょっと?自己紹介なんてのをしていただく会とあいなりまして。」
「なるほど。あたしら家族が初ってワケね。」
「そうですね、なんといっても主人公ですし。」
「・・・・最近、出番ない・・・・。」ブルーグレイの髪の少女がぼやく。
「まあ・・。それはそうとして、トップで行ってもらいましょう。マユちゃん。」

「えええ!いきなりですか!・・・はい。マユ・ヴィルトカッツェ・コリーナ、です。
最近、入籍しちゃったので旦那の姓がついてます(コリーナ)。
年は16です。子供は・・まだいません・・・。」
「sdgjgくぅyfrs!!!!」
「ああ、お父さん、落ち着いて・・・。」なだめる司会。
「ええと。続きですね。ミッドランダーの両親と、同じくミッドランダーの旦那がいます。
誕生日はですねえ、まゆりさんと同じく星4(8)月26日ですね。ラールガー様かな。
クラスは、格闘がこのたび45段の認定を受けました。あとは、幻術、呪術が35と、剣術が36、ってところですね。
ああ、それと調理は40あるんです。できれば裁縫も練習したいんですけど・・。以上です。」

「はい、どうも。お次は・・、マユちゃんの主役の座を颯爽と奪っていった母君、レティシアさんと行きましょうか。」

「言い方になんかトゲあるけど・・。レティシア・ノース・ヴィルトカッツェ、17歳です♪」
「うそこけ。」鋭いチョップを繰りだすが、まゆりのツッコミは空振りに。
グレイの髪、細面の美女は確かに年齢不詳だが・・。小柄ながらメリハリのある体には娘は遠く及ばないかもしれない。
「はいはい、で?」
「えー・・。年かあ。35。ガチで。19でマユ産んでるんだよねえ。二児の母とは思えぬこの身体。さすがでしょ!」
「ええ、35とは思えぬはっちゃけ振り、見事です。」
「やだなあ、照ーれーるー。」
「キモ。」「こら、マユ。聞こえたぞ。」「突っ込みどころはソコですか。」
「話をもどして、クラスは格闘、幻術、呪術が50段ってやつね。んで、残りの戦闘系が40~45ってところね。
で、取得ジョブはモンク、白、黒、戦士。吟遊詩人も取りたいな、と思うお年頃。」「まず、調理を1からあげよう・・、母さん。」
「ふ。旦那の料理が絶品だから、それでよし。」
いいんかい。もはや突っ込みすら心中にて・・。
「気を取り直して。誕生日って?」
「んー。あたしもラールガー様の月、7日なのよね。生まれがアラミゴだから、アラミゴの守護神ラールガーの子供達は、おやつとか一杯もらえた。」
「そうですか・・。」

「では、マユちゃんのお父様、どうぞ。」
「アレッサンドロ・ガッビャーノ。だ。年は41。霊5(10)月21日生まれのリムレーン信仰、元海賊、斧が50だ。
それと調理が50。あとは適当でいい。どうせもう使わない技術だ。」
「シンプルですね。」
「まあな。それと嫁と姓が違うのは、どうしても捨てれない姓だからだそうだ。」
「まあね。大事な頂き物でして。(呼んだ?レティ?)・・・お師さん、出張らないで!」
「へ?」
「ああ、まあこっちの事。(なんだ、一緒に来たのにな。そうですわね。)あああ!師匠まで!」

「では、気を取り直して。この家族に晴れて仲間入りした、ウルラ君。」
「どうも。」
「ええと、婿養子、かしら?」
「そうですね。実家も無くなったし、親も義理というか、「みんなのお父さん」みたいな。アラミゴ難民キャンプはそういう場所でしたね。」
「それはそれは・・。」
「では、あらためて、ウルラ・コリーナです。年は18、剣術が48、格闘、斧、弓、槍、それぞれ30~40ですね。
あとは幻術が40、呪術が35くらいかな。一般技能としては、釣りが20くらい、あとは採掘が15とか。言うほどの事でもないですね。」
「なるほど。誕生日は?」
「星1月3日です。妹のマリー、マルグリットも双子なので同じですね。信仰はアラミゴの守護神、ラールガー神です。他に質問は?」
「とりあえずは・・・」

サロンのドアがいきなり開く。
「あ、そろそろリムサ・ロミンサに着くよ!」と一人の青年。

「おいおい、トーラ。出番が無いからって・・・。空気よめ。」
「ええと。レティシアさん?」
「ああ、長男のナトゥーラ。場所バラしてどーする!」
「あ、ごめん、母さん。」「兄さんらしいわ・・。」
「あらためて紹介、長男のナトゥーラ、18歳、特に芸は無い。空気読まない。水夫。以上。」
「あはは、母さん、そのまんま過ぎだよ。」朗らかな声。
「・・・・・、マユ、アレがおれの義兄さんなんだよな?」「聞かないで。」

「えー、では、そろそろ時間も押してきましたので、今回はこれにて。どうもお集まりありがとうございました。」
会釈するポニーテールの女性は、移動術式で蒼い光の粒と共に消えていった。

「家族旅行に便乗しただけじゃねえの?」「ちょっ!母さんっ!」


----------コメント----------

書きますなー。この一作で今年をしめるのですなw
Jouram Monde (Sargatanas) 2012年12月29日 00:43

----------------------------

>ジョーラムさん、いらっさいw
先に書いたとおり、オフられるまでがんばりますw
ちょろっと切断とか、PC増やしただけで「不正なアクセスの可能性があるため~」とか言って、勝手にID変えるのはいかがなものかと・・。
せめてトークンでインできないものかと、購入のページに行こうとしたけど、そこでもブロック。しかも、トークンだけではインできなさそうな説明・・・。
てなわけで、年内はモリっといきますw

そうそう、自己紹介めいた設定ですが、お気に入りのキャラは誰でしょう?言いだしっぺのマルス○んもよろしくw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2012年12月29日 01:03

----------------------------

お気に入りキャラは銀子と菖蒲の凸凹コンビwとアヴェリアかな。

話は変わります。すません。
夢をみたときに面白い物語を見たんですが、どうも夢って断片的には思い出せても、全部は思い出せないようで…

『その走り去るさびしげな後ろ姿を漠然と見て、もう二度と見ることはないだろうと感じた…』っという文章で終わるんですが。恋愛物ですね。人間と狐の
間の恋愛なんですが、そこまで思い出せても、途中が思い出せなくてですね…報われることのないラブストーリーなんですが目覚めがとても切なかったのを覚えてます。
夢で小説のネタとか思いつくとかあります?
Jouram Monde (Sargatanas) 2012年12月29日 04:57

----------------------------

お~、リクエストした設定集が座談会とミックスされて上がったw
コレが前の日記コメにあった「変則的な紹介」ですねw
予想外です、素晴らしいです。

魔女さんは年齢を言わないと思ってたけど公表しとるw
そして魔女さんスペック高すぎ・・・。

お気に入りのキャラはシャンですね。
Marth Lowell (Durandal) 2012年12月29日 09:25

----------------------------

>ジョーラムさん、夢、ですか・・。
銀子と菖蒲コンビ、あたしも気にってますwアヴェリアは英雄クラスですね。一人称としゃべり方がコトヴィアの前とプライベートで違うところも見てくださいねw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2012年12月29日 10:08

----------------------------

湯川秀樹って中性子を発見してノーベル賞を受賞した科学者が
夢の中で中性子を思いついたらしいです。
夢の中だと、自分の実力+α が発揮できるんじゃないかと僕は
考えてます。
Jouram Monde (Sargatanas) 2012年12月29日 12:47

----------------------------

>マルスさん、いかがです?w
いい評価をいただきありがたいコトですw
あい、魔女含め全員年齢は決めてあったので・・。まあいいかとw
魔女のスペックは能力値以上に戦術がトリッキーなので、タイマンだとほとんど負け知らず、ですw

そうですか、シャンかあ。ややツンデレ・・・かしら?w
Mayuri Rossana (Hyperion) 2012年12月29日 14:06

----------------------------

>ジョーラムさん、まじっすかw
中性子かあ。最近はもっといろいろ出てきそうだなあ。知り合いの方が「ひも理論」なるものを詳しく説明してくれようとして、23次元だのなんだのをまず理解したうえでの、
ひも理論だとか・・・もう途中で意味がわからなくwこういうのも夢からでてくるのかしらw
ちなみに、あたしは夢では怖いのばっかり覚えてるなあ。
あと、仕事の夢。仕事から帰って、夢でまた仕事して、起きて仕事するなんて労働基準局にといあわせなきゃ!
Mayuri Rossana (Hyperion) 2012年12月29日 14:10

<<前の話 目次 次の話>>

マユリさんの元ページ