「ね・・。」
朝焼けの窓からの日差しに。
「ん?」
少女の問いに、少年が答える。
「その・・・。」
「うん。」
港の街、リムサ・ロミンサ。
そのなかでも最高の部屋。
これは、酒場のマスターの好意で、予約してあった部屋だ。
「この部屋って、いくらするんだろうね?」
リビング、寝室のスイートルーム。
「さあ?おれに聞くより、マユの方が知ってるんじゃないのかい?」
「こんな部屋、泊まった事ないよ・・。」
寝台から起き上がると、慌てて胸を隠す。
「見た?」
「昨日たっぷりと。」
「うがああああ!」
「そういうところもかわいいよ。」
「うーるーらー・・・。」
コンコン。ノックの後。「モーニングをお持ちしました。」
げ。この格好ではさすがにドアを開けれない。
どうしよう・・。
「どうぞ。」
え?
「そっちのテーブルでよろしく。」金髪の少年はまったく気にしない。
ちょっと!シーツにくるまる。
リビングのテーブルにカチャカチャと食器が置かれていく音が聞こえる。
「では。」がちゃ。
「マユ、寝室まで来るわけないだろ。」と笑う。
「うーーーー!」
「恥ずかしがりやだね。」
「そ!・・・そんなの!」
シーツを奪い取ったため、少年の方が丸裸になっていて、さらにそれを見て顔が赤くなるのが分かる。
「あ、後・・・。その。」
「ん?」
「今日も腰がその・・・。」
「ああ。」
それと。
ごろん、と寝転がり。
「式の日取り、どうしよう?ドレスとかちゃんとしたいし・・。」
「そうだね、この数日内、って話でカフェにお願いしたからね。」
「あたしは・・まあ、いつでもいいんだけど。ウルラは?」
「おれも構わないよ。まあスーツを仕立てるのに2日くらいはかかるんじゃないかな?」
「じゃあ、3日後かな?」
「そうだね。」
簡素な服を着て、二人して朝食を摂る。
朝食を終え、グリダニアに戻って報告をしなければと、早々と支度を済ます。
「すごかったね。」
「ああ、キャンプ時代からすれば、こんなものがあるんだなと思うよ。」
「贅沢しちゃったね。」
「ああ、でもいいだろ?」
「うん。」
酒場に行き「どうも、ありがとうございました!」と二人で頭を下げ。
「いやいや、日取りが決まれば教えろよ。」とマスター
「はい。」
「こんな世の中だが、天国みたいな二人が此処にいるのは嬉しい話だ。よろしくやってくれよ。」
「そうですね、マスター。」
「できるだけそうします。」と少女の肩を抱き寄せる。「ちょっ!」と、少女がうろたえるが、少年は気にしない。
「じゃあな。」「はい。」
移動術式。
「もう・・・。」と少女はふくれっ面。
「まあ、いいじゃないか。」と唇を重ねる。
あ・・。ここ、エーテライトじゃないの!!!!!!!!
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これは・・・。
旦那自慢するとお母さん完全敗北じゃ?ww
Jonathan Jones (Masamune) 2012年10月15日 22:52
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>ジョジョさん、いらっしゃい♪
そうですねーw
ウルラ君は出来すぎですねw
でも、お父さんもそうとうワイルドですようw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2012年10月16日 00:34
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日記について
SNSサイトへの投稿共有機能と共存させるため、投稿フォーマットがリッチテキスト形式からシンプルテキスト形式へと変更されます。
このため、現行The Lodestoneの日記データは引き継ぎを行いませんがアーカイブスから閲覧できるようにする予定です。
(´・ω・`)
Jonathan Jones (Masamune) 2012年10月16日 22:21
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>ジョジョさん、いらはい。そしてさんくす。
日記が消えたら泣きます。
Mayuri Rossana (Hyperion) 2012年10月17日 01:22