18書き物、ボンバード終了編w

なんていうか。こう。
いろんな風景、いろんな冒険者、いろんな敵を見てきた気がする。冒険者になる前にぼーっと眺めてた、フェリードックに来て、また出て行く船。
冒険者を目指してやってきたウルダハ。
初めて見たエーテライト。

で。

初めて見た。

こんな荒野に老若男女が水着で集合してるの!
なんだか同じく水着を着た説明役?の人もいて、総勢20人以上はいるんじゃないかしら?(このバカ騒ぎが本当に厄介ごとなのかどうかさえ疑わしくなってきた・・・)

すると、虚空からポツン。と。火の玉のようなものが。

それは、見る見るうちに大きくなり、ボムと呼ばれる魔物の姿をとり始める!

コレを殴ればっ!

後ろから声がかかる。

「アンタ、説明きいてないのか!そいつはこの先のゴールドバザーの施設まで誘導するんだよ!そのための手順はわかってるのか?」
ヒューランの男の人が叫んでくる。

「え?」

「何しに来たんだよw」と半分呆れ顔。

「とりあえず、そいつを街中で爆発させたらとんでもないから、施設「焼却炉」に連れ込むんだ。攻撃されても大丈夫なための水着だから、気にせず挑発しまくってくれ!」

なんとなく理解できた。

とりあえず、向かって手を叩いてみる。コッチを向いてやってくる。するとララフェルのお爺ちゃん?(ヒゲが立派すぎる!)がヒャッホー!とか言って、そっちに向かっていく。

なるほど、こうやって誘導するわけか・・・でも、かなりの距離があるからタイヘンだー。

時に手招きをする色っぽい(少しも悔しくない)ミコッテや、かるくいなすようにポーズをつけるエレゼン男子、気がつけばなんていうか。もうお祭り。ワッセローイ!

途中、飛んでくる虫(明かりにたかってくる、ってわかるけどまだ昼だし。)を撃退しつつ、
(高レベルの幻術師さんが、魔法一発でなぎはらってた)無事、施設まで誘導。そして、無事焼却。

周りから興る歓声!そして、誰彼かまわずハイタッチ。
あたしも完全に高揚している!もう水着着てるのとかあんまり気にならなくなってきた!

「それでは、コレが戦利品です」と案内役。

なんじゃこりゃ?灰?小袋にちょろっと重さを感じさせない粉末が。

横手から最初に声をかけたヒューランのお姉さんが
「あ、コレ集めてね、例のカウンターに持っていけばカラフルな花火がもらえるのよ。それと、その打ち上げ場にいけば、同じくカラフルな水着がもらえるの。」

と、彼女は自慢げに緑色の水着を見せびらかしている。なんでも国ごとで違う色らしい。

それと、クルザスに行けば特別な色ももらえて、なおかつ全部そろえたら記念プレートがもらえるらしい。

あたしそんなにヒマじゃない・・・し・・・






気がつけば、ワインポートでボンバードの灰もらってました。よっしゃあああ!!
コレで赤い水着げええええっとおおおおっっ!!

後はクルザスだああっ!
(あれ?)



クルザス、なんていうか。祭りの後。


しょんぼり。


さすがに一人ではあのノリは維持できない。それとやっぱりここは初心者にはキツすぎるからなー。。。あたしでもちょっと気をつけないとダメなくらいだし・・。


仕方なくデジョン。


ウルダハでちょっと声を大にしてみる。
「クルザスの灰、お持ちの方いませんかー?買い取らせてくださーい!!」
(もう、ココまで来たらコンプリートしなければ気がすまない。)

{あ、いいですよー、差し上げます}って声が。

冒険者どうしで使う「テル(望んだ本人同士での会話のやりとり)」ってのでお声がかかる。

そして露店で落ち合う。ミコッテさんだ。

「いいんですか?」「いいよー」

お辞儀をして、打ち上げ台まで。

どっぱああああああああんんっっっ!


おそらく最後の打ち上げ花火は、とても綺麗だった。



もらった水着に着替えて(モモディ様はしばらくクチきいてくれない、がニヤニヤしている)
お礼を言いに、さっきの露店まで。

よかった、まだ居た。

「おかげさまで。着れました♪」


「いえいえー」

「あの、友達になってもらえますか?」

「いいですよ」

気さくな彼女。





同じLSに所属してたのに気づいたのは、お互い明日のことだった。


----------コメント----------

私との出会いが書かれていた(*´Д`*)!!

使ってない灰が誰かの役に立ったのはとてもうれしいことです!
まゆちゃんの女王様も見せてもらえたしねヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ
Rifeal Ford (Hyperion) 2011年10月14日 12:05

----------------------------

>りふたん、いらっしゃい♪
うん、コレも書きたかったんでボンバード編とあいなりましたw
ま、あくまで「マユ」とあたしは同じではない・・・のでこの子は女王様な格好は絶対しないでしょうwあの時の厚意がなによりもうれしかったのでついw

なにか冒険譚を聞かせてくれたら、小説にしてみますよー?
Mayuri Rossana (Hyperion) 2011年10月14日 12:50

----------------------------

ボンバード、イベント終わった後での復帰だったんですけど、祭りだった雰囲気がすごい伝わってきました。
最後は人情〆とはっ。いい話やー。
Alto Springday (Sargatanas) 2011年10月15日 16:37

----------------------------

>アルトさん、いらしゃい♪
コメ、催促しちゃってすんませんwありがとうございます♪
そうでしたかー!イベント最初の頃はみんな必死でやってたんですが、どうにも乗り遅れてしまって。残り2,3日だともうほとんどやってる人がいなくってwで、最後のくだりは上のりふたんとの出会いですw実話w
Mayuri Rossana (Hyperion) 2011年10月16日 01:47

<<前の話 目次 次の話>>

マユリさんの元ページ