376書き物。Heart(想い。)

リムサ・ロミンサの酒場。

誰もが知っている酒場。
「溺れた海豚亭」

マスターのバデロンは、めでたい二人をニヤニヤと見ている。

当の本人はと言えば・・。

まあ、いい関係だが。

そういう事になれば、ミューヌも決断するだろうか。

いい意味で、この二人の婚儀は刺激になるだろう。

「よう、お前ら。」
ヒゲのマスター、バデロン。
「はい?」金髪の少年ウルラ
「今日の宿はどうする?」
「え?」
「はいいいい???」
少女の反応で、大体の想像はつく。
「で、坊主。ヤッたのか?」と、こっそり。
「はい。」とあっさり。
あはははは!
ヒゲのマスターは大爆笑だ。
「ねぇ、ちょっと!何言ったの!ねえ!」
ブルーグレイの髪の少女は二人に質問するが答えてもらえない。
「いや、今日の宿は任せておけ。とっておく。最高のヤツだ。」
「え?」
「ありがとうございます。」
「だから、坊主、もっとくだけろよ。」
「あ、そうでしたね。」
「じゃあ、そういうことだ。」




まだ夜まで時間がある。

「んー・・・。」
マユは少し困り顔。

「どうかしたの?」
ウルラは妻の横顔を見ながら聞いてくる。

「んとね・・。この辺って、ウルラあんまり知らないでしょ?だから、式の後に一緒に散歩しようかなーて。ちょっと先取りしすぎた感じ。」

「仕方ないよ。宿も予約しちゃったしね。まあ、先取り旅行もいいじゃないか。」
「そうだけどねー・・・。」
「マユは少し頑張りすぎだよ。」
「え!?うそ!」
「もっとゆっくりでもいいよ。」
「うーーー・・あなたには言われたくない・・・・。」

夫の顔をジト目でにらみつける。



のどかな草原の中、ゆったりとした空気と時間が流れていく。


夕暮れも過ぎ、宿に入る。


「その・・。」
少女は言いよどむ。
「あの・・。今日も・・・。その・・。」
「どうする?」と少年。
「聞かないでよね!」
「じゃあ、聞くなよ。」
もう!っと寝台に入る少女。
「じゃあ、キスだけにしようか。」




「いじわる・・・。」
身をゆだねる。


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ウルラくん好きだったけど、段々イケメンすぎて腹が立ってきて・・・
けど、ここまでくると抱かれてもいいと思ってしまう('Д')
Jonathan Jones (Masamune) 2012年10月14日 12:46

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>ジョジョさん、どうもw
そうかー、以外だなあw
ウルラって、結構ヒネクレてるから、人気無いと思ってたw
最初のダメキャラから、段々本性を出してきた、てのもあるけどw
能あるタカは・・・。
Mayuri Rossana (Hyperion) 2012年10月14日 13:31

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