91書き物。主人公が最近、出番がないので。の3。

「どうして・・?」
かすかなため息とともに、つい口に出る言葉。
戦闘に勝利はしたものの。
そこに高揚感は全くなかった。

ブルーグレイの髪を肩のあたりで切りそろえた少女は、降りしきる雨の中。

結末には決して満足はしていなかった。



呪術士ギルド。ウルダハにある、アルダネス大聖堂の「ナル・ザル教団」からの依頼。

そして、フェリードックの近くの崖での事件の顛末。

実家が近い上に、もともとウルダハに行くために乗った、チョコボキャリッジ。
その事故調査だったはずだ。

それが。

「はーぁ。」出るのはため息ばかり。
この後報告に戻らなければならない。が。

「なんなのよ・・・。もう、やだ・・。」雨に濡れながら、とぼとぼと歩いてウルダハに戻る・・。
デジョンや、テレポを使えばすぐにでも帰れるのだが。
そんな気分にはなれなかった。



早朝出たはずだが、ウルダハにつく頃にはもう深夜から明け方に近い時間になっいてたようだ。
市場には、品物を届ける者や、そこそこに賑やかな市場の光景が見える。

気がつくと、クイックサンドの入り口に立っていた少女は。
「おなか、すいたな・・。」



クイックサンドの名物女将、モモディは入り口にいる少女に気づき、キッチンにシチューを用意させ、
「ねえ、あの子こっちに座らせて。」とスタッフに指示する。
さらに、周辺のテーブルに目を配り・・、目当てのグループを見つけると、目配せする。


「あ、ありがとうございます。」と少女。
「マユー、どうしちゃったのー?びしょ濡れだしー。」着替えてくる?と付け足してみた。
「いえ、いただきます。」ともくもくとシチューを食べる。
「で、なんでそんなに泣いてるのー?」
「え?」、「雨ですっ!」
「ふうん、眼が赤いのは気がつかないフリしておくわー。」
「ちょっ!」

「まあまあ、マユ。いろいろあるって。」とは。
LSリーダーのマナ。いつのまにか、カウンターの横に腰をかけている。
「大丈夫ですか?」とは後ろからエレゼンの男性。アルトさんだ。
「今度、おもしろいトコに行こうぜ!」と肩を叩かれた。ボブさん。
「ぼびーーーーーーーーーーっっ!俺も俺もっっ!!!」
「空気ヨメっ!」と裏拳が金髪にクリーンヒット。
吹っ飛ぶ金髪をさらっとかわしながら、二人のミコッテが優しく肩と頭をなでてくれる。
リフェルさんと、シェリルさん。

そして、椅子後ろから、つつきながら。「元気だせー!」と。エラルさん。



みんな、ありがとうです。





ちなみに、ニノアさんは夜に超弱いので居ませんでした。




替わりに朝が超早いので、この後めっちゃ慰めてもらいました・・・。






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一部、ネタバレっぽいのがありますwすみません。
それと、これはフィクションですしw一部了解を得ている方を勝手に使っていますw

主人公編はこれで終了。とある二人編も次のリムサで一応の終了の予定。


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まゆさんの好物はシチューとみた!
Hank Alomar (Hyperion) 2011年12月09日 09:31

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>ハンクさん、いらっしゃいw
惜しい!じつはパイですwシチューも好きですが(基本的に年齢意外は、あたしがモデルですのでw)
それと、設定の時にちゃんとパイって書いたどーw今度見といてw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2011年12月09日 11:10

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冒頭がいつになくシリアスシーンでドキドキしました。
これが呪クエの内容と関係してるんでしょーか。受けるの楽しみ。
ラスト、仲間に恵まれるっていうのはこういう事を言うんでしょうね。
ほっこりさせてもらいましたー!
Alto Springday (Sargatanas) 2011年12月12日 12:37

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>アルトさん、いらっしゃい♪
呪術クエ、どうぞ最後までやっちゃってください。3つかな。
レベル20、30、40とあるはずです。
LSメンバーとはこういう風になってるとおもいます。
実際、たまにグチとかでますしねwPTが悲惨だったとか、負けたーとかw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2011年12月12日 14:12

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