177書き物。海賊船の10

「あー、ヒドイ目にあったわ・・。」

波間からの帰還。

森の香りのするカフェ、カーライン。そのテーブルにて。
「アンタ、本当になにしてるの?」とは栗色の髪の少女。
「ナイショ、って言ったでしょ?」と答えるグレイの髪の少女。
「お待たせしましたー」とお茶を持ってくるエレゼンの少女。
この3人はおなじみのメンバーだ。

呼ばれて、「はーい!」と元気な声で看板娘が別のテーブルにいく。

「で?どうなの?」
「たぶん・・だけど。見た。と思う。」
今は普段着のグレイの髪を後ろでまとめた少女は、歯切れが悪い。
「それって本当?」
「だーかーらー、わからないって言ってるでしょ?」
「らしくないわねー。」珍しく勝てた気分の少女。
「ウルサイ。次の鍛錬で泣くまで殴ってやる。」
「えー・・・・。」

そこに。

「スゥ!」
と。一人の男性からの声。

鬼哭隊のメンバーだろうか?
「お仕事だぞ。お前も隊に入ったんだからな。ちゃんとするんだぞ?」
「はいっ!」起立して返事を返す。(さすが隊長の娘。)
手を振って出て行く彼女。
ゆっくりと午後は過ぎていく・・・・・・。



半年後。

「でね。聞いて。聞いて。」
「どうしたの、ミュー。」
「ほんと、どうしちゃったの?」

「ウルスリから連絡あったの!」
「え、本当?」
「リムサで?」

カーラインカフェは今日も賑やかだ。

「レティさん、なんでリムサって?」
「そりゃあ、レティ姐さんは何でも知ってますよ?」
「へーえ。」と栗色の髪の少女。
「例えば、そこの栗頭なんか、ヘタレの彼氏が出来たとか。」
「ヘタレって言うなっ!」
「あ、やっぱり。付き合いだしたのね。」
「う・・・あ・・・・・。引っ掛けたわね?」
「かかる方が悪いw」
「ふん、相手の一人も居ないなんて、そっちこそ負けてるんじゃないの?」
アドバンテージを取った少女は攻勢に出る。
「なに言ってるの、居るに決まってるじゃない。」
負けじと言い張る少女。
「ウソつけ!」と言い返される、が。

そこに。

「居たっ!」
坊主頭、背中には斧。明らかに怪しい風体だが。こちら目指してやってくる。
「さがしたぞっ!」と坊主頭。

「えーっと。」とグレイの髪の少女。「彼氏。」


「え?」と栗色の髪の少女。「まじで?」


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まさかの展開w
Miyavi Ozzy (Hyperion) 2012年03月29日 20:28

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>みやびたん、いらっしゃい♪
まあ、こういう展開w
設定的には、こういう流れって決めてたしwでないとカップリングできない気がするwwwww
Mayuri Rossana (Hyperion) 2012年04月01日 02:08

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