139書き物。カフェ編。3

この日のカーラインカフェは少し様子が違っていた。
と、いうのも。

前日、とある告白!により、またしても女主人、ミューヌが使い物にならなくなっていたからである。

昼食時、一番の賑わいを見せるカフェ。
「ミューヌさん!これ、オーダーです!」とエレゼンの少女カナル。

「ねぇ、やっぱりこの服似合わないかしら?」と女主人。
(ダメだ・・ダメすぎる・・・。まさかここまで・・。)カナルはあきらめつつ、キッチンに直接オーダーを通す。

「あ、カナル、これもおねがーい!」と伝票を投げつけてくるミコッテ。
(絶対根に持ってる・・・)前日、殴り倒したコトよりも、決定的瞬間を見逃したことを悔やんでいた黒髪クセ毛のショートボブのオーア。

「ナイスキャッチ!こっちも!」と長めの赤毛ヒューランの少女。ソバカスが幼さを残すが気のいい少女、イーリス。

「ちょっとまてー!」と飛んでくる伝票を器用に受け取るカナル。
長めの髪をヘアピンでまとめた色白の少女は、この3人の中ではリーダー的な存在だが、
最近やっかいごとの処理役としていいように使われている気もしないではない。

そんなこんなで昼食時は過ぎて行き。

女主人はその間に少なくとも5回は着替えに行っている。アクセサリもオーダーを言いに行くたびに変わっている気がする。


「こんにちは。いいでしょうか?」とエレゼンの青年がやってきた。
「ミューヌさん。新しい服ですね。似合いますよ。」と。
「いらっしゃいませっ!ありがとうございますっ!」心からの笑みと、弾んだ声に(うわー・・。)x3人。

「じゃあ、後は任せたよ。」と二人で階下行く女主人。


「オーア、どう思う?」とイーリス。
「とりあえず、その時意識無かったから。」とカナルを睨む。
「あなた、小声のつもりでもまる聞こえだもの。邪魔しちゃだめでしょ?」と抗議のカナル。

「がんばれ、ミューヌさん。」3人はとりあえず祈っておいた。




飛空挺は思った以上に早く来た。受付カウンターに行こうとしたが。
「あ、これリムサ・ロミンサの便ですね。」アルトはウルダハの便のチケットを買ったようだった。
「慣れないというか、初めてだと緊張しますね。」と傍らを見ると、もう初めての飛空挺と、その。で、心ここにあらず、というか。
「少し、こっちで待つとしましょう」とサロンに。


結局会話らしい会話も無いままに飛空挺が着いたようだ。



「お、これは・・。」とアルト。冒険者としていろいろ経験もあるが、これは初めての乗り心地だな、と。

「・・・ぁ、ぁ、・・。」自分の足がふわふわしている感覚がなんとも。つい横にいる男性の腕にしがみついてしまう、ミュ-ヌ。

「空の上から見るエオルゼアもいいものですね。」とアルト。
「は、はぃ。」と少し控えめの返事。


数時間、甲板からの眺めを楽しんだ後、ウルダハに到着。
ミューヌは「あ、ぶつかる!」と目を閉じさらに腕にしがみついたのだが。

「大丈夫。」と優しく言われ。

発着場に。

その後、クイックサンドにて夕食を。

「ミューヌ、おひさしぶりー。」小さい身体のどこからそんなパワーがあるのか。
女将、モモディが声をかける。

「お久しぶりです。モモディさん。」
「お久しぶりですね。」
「ついこの前、面白いコトがあったのよー?」
「はい?」「え?なんです?」
「鬼ごっこー。」
「「はい?」」

「まだあの4人、居るんじゃないかしら?お昼食べにきてたしー。」
とは?

「あ、そうそうー。」


「アルト君、ミューヌをよろしくねー。」


----------コメント----------

待て@@;このレストランは客が食ってるよこで伝票が飛びかっとるのか!!。
最後に
アルトサンガミューヌヲオンナニシマスヨー
Bob Dalus (Hyperion) 2012年01月27日 02:11

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>ぼびー、いらはいwww
まあ、このくらいはwキッチン内だと意外とモノが飛びますw
この後はねw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2012年01月27日 03:15

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意外とモノが飛ぶ、マユリさんだけに発言がリアル。(笑)
だいぶ前に、マユさんの食堂で登場させてもらった時にミューヌさんがだいぶ大人な感じになってたのはこの後だったから…だと時系列があわないですね。惜しい。(苦笑)
Alto Springday (Sargatanas) 2012年01月28日 09:26

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>アルトさん、いらっしゃい♪
主にダスター(布巾)ですねw飛ぶのはw汚れたものを流し台の中にほうりこむw
まあ・・時系列はけっこうテキトーなのでw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2012年01月29日 00:58

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