121書き物。なんでしょう?w

鬱そうと茂るグリダニアの森。
平和といえば、平和だが、危険はそこかしこに潜んでいる。
例えば。

トレントと呼ばれる森の意志を体現したかのような精霊であったり。

エレメンタルとよばれる物質の根源の具現化した精霊。

それに。

ティノルカ地方、通称「黒衣森」にはそれ以上に危険な場所も。

西端、やや北にはクルザスと呼ばれる地域があり、イシュガルドという国が。
近くには、ゼーメル要塞という、過去の栄光、現在の災厄がある。
この要塞はガレマール帝国の侵攻で陥落させられたあげく、魔物まで投入されているらしい。

最西端には、モードゥナと呼ばれる過去最悪の災厄をもたらした、在るもの、が。


「なぁ、坊主。」
「はぃ。」

大の字に倒れた、大柄で刺青の入った坊主の男が。
同じく倒れた茶色い髪の青年に。

「ケアル、覚えてなかったのか?」
「はい。すみません。」

「俺の内丹だけじゃ、坊主の回復はできねぇからな。」
「そうですよね。」

「餌になる前に、どうにかしたいんだがなー。」
「できれば、デジョンしたいです。」
「まあ、そのうちアレが来るだろ。それまで昼寝でもしとこうぜ。」
「え”」
「なんだ。小さい男だな。」
「・・・。」



「マユ、あんた、いまどこ?」とは、グレイの髪を後ろに束ねた女性。
見た目は少女を卒業したくらいだが、実際は二人の母でもある。

「ん、クイックサンド。ももでぃーの目の前。」と答えたのは、ブルーグレイの髪を肩の辺りで切りそろえた少女。先の女性の娘である。

「マユ、あなたクリムゾンパークまで飛べる?」
「どこそれ?」
「分かった。スゥも連れて行くから、グリダニアに来て。」
「はいはーい。」
パールでの会話が終わると。


「マユ、モードゥナまでいったことあるのー?」とは目の前のナマモノ。
「ないてっば。ウワサに聞いたくらい。ちょっと見に行きたかった、んだけどね。」
「ミイラ取りがミイラにならないようにねー。」と不吉な台詞。
「なによ、それ?」
「はるか西方に居るアンデッド。よー。でね、装飾品がすごいみたいなんだー。
埋葬の儀式の一つだから当然よねー。ほとんど動かないもんだから盗掘にあったりするんだってー。」
「へぇ?物知りなのね。」
「でも、中には動き出すのが居るみたいでさー。盗掘に来た連中を同じミイラにしちゃうんだってー。」
「こわすぎ!」
「というわけで、ミイラにならないようにねー。」
「あ、そういうこと。」
「理解が早いのは、さすがねー。」
「まあね。」

さてと、テレポを。



「あ、マユちゃん、久しぶり。」とは、スケイルメイル、独特な仮面、槍、栗色の髪の女性。
「スウェシーナさん、今回はなんと言いますか・・。」
「そうねえ。」と表情が少し読めない。
「おっまたせー!」グレイ髪を後ろにまとめて、尻尾のように揺らしながら、天真爛漫にやってくる女性。
「母さん。。。」
「レティ!あんた呼び出しといてなにこの最後の登場!」
「すみません、スウェシーナさん・・・。」
「マユちゃんが悪いんじゃないから・・。」
「あー、ごめんごめん。パールで安全確認と、場所の割り出ししてたから。」
「で?」と鬼哭隊副隊長。
「ああ、いま寝てるから起こしに来てくれってさ。」

「あのバカ親父・・。」と少女。
「まあ、そこがかわいいのよ?」とレティシア。
「ウチの子は無視か!」とスウェシーナ。

「まあまぁ、スゥ。ウチのが先に食われるように言っておいたから。ソコ、怒らない。」
「余計に悪いわぁあああ!!!」

(スグ横でエサになってるのを見せ付けられる恐怖の後、エサに・・。あたしは、絶対イヤだ・・。)マユは内心、とんでもないと・・。

「んじゃ、飛ぶか。」「アニマはそっちに任せるから。」「母さん、よろしく。」



数時間後。


「マユ、こっから先はアンタは何もするな。」とレティシア。
「え?」
「うん、マユちゃんにはちょっときついかも。」とスウェシーナ。
「ケアルくらい。」
「するな。あたしがやる。」
「うん、とりあえず、ついてきて。」
「はい。」

澱んだ、なんともいえない空の下。

いくつの敵を屠ったことか。曇った空の下、なんだか高い構造物が見えた。
「あー、久しぶりにみたわー。」
「見たくも無いけどね。」
二人の話を聞くと、やはりとんでもない。
「ナンですか?あれ?」
「んー、過去の栄光と、天然系ゆるキャラのコラボ?」
「レティ、意味わかんない。」
「それはさておき、この辺。。っと居たいた。」

「おかあさん!」と。茶色の髪の青年が。
「あーらー。まあ度胸の一つもついたんじゃない?」

「あらまあ。ハデにやられたわねー。ケアル欲しい?」とは魔女。
「ん、そうだなあ、さすがに回復魔法がないとダメだな。とりあえずかじられたトコは後回しにして、レイズを頼む。」
「マユ、そっちの子に。」
「俺じゃないのか!?」
「アンタはあたしがかけるに決まってるでしょ?」





改めて特訓に行くのはしばらく控える、ということで落ち着きました。








「モードゥナこえー。てか、母さんこえー。」





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まだ、気に入ったもらえたキャラ投票していまーす!

みなさま、是非とも票をくださーい!

(`・ω・´)ノ


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父ちゃん、ファイター系はカンストしてるっぽいのに
ソーサラ系は手付かずでしたかw
Eraru Control (Hyperion) 2012年01月11日 09:21

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>えらるちゃん、いらっしゃい♪
脳筋ゆえwwwあと、海賊の後、調理オンリーだったのでw
ネルケ君は、単純に修行不足w
Mayuri Rossana (Hyperion) 2012年01月11日 09:31

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