111書き物。なんだかリムサ。

リムサ・ロミンサの酒場は夜を徹して、というよりは。

基本、夜が仕事のメイン。酒場なのだから、アタリマエと言えば当たり前だ。
荒くれや、冒険者、どこぞの密偵、海賊あがりや、現役の海賊、ギルドの職人や、
その相手の花町の女性、魔女や、自警団の副隊長や、他国のカフェのマスターと、大賑わいだ。

ガンゴンと、荒くノックをしたレティシアは叩いたドアを見る。
「これ、意味あるの?」
ここの酒場は、基本的にドアが開けっ放しだ。
いつぞやからか「面倒だ」という理由で開けっぴろげになった、という。

オーダーの後の会計も、踏み倒しが数件あった事から、キャッシュ・オン・デリバリーという、
1オーダーごとに会計をする。一部の馴染みを除いては。

「よー、バデロン!!」
見た目はグレイのポニーテールの少女、というよりは少女を卒業したところか。
が。
「やあ、レティシアサン。」とマスターは、少し苦り顔。
「あら?今日は魔女サン、じゃないのね。」と返してくる。
「なんで連日なんです?」
「困るの?」
そういうわけじゃないんだがね・・・。言葉を濁す。
「ミューヌ従姉さん。」隣りのエレゼンの女性が、同じくエレゼンの女性に声をかける。
「あー、ウルスリ。どうしよう?」カフェの女マスターは少し疲れ気味。
「飲みすぎですよ。」
「だよね。」とは栗色のヒューランの女性。

夕べ、着ていたローブではなく、普段のスケイルメイルになっている。
ちなみに、同じくローブだったはずの相棒は、いまだローブのまま。

お風呂のあと、何故着替えなかったのか?その場の関係者?各位が少し悩んでみた。

「いやー、ちょっとばっかしさ。時間つぶしに来たんだけど。」とはローブの女性。
「あんだけツブしておいて、ですかい?」とマスター。
「売り上げに協力するんだ、文句言うなよ。」
「スゥさん。レティさん、なんであんなやきもきしてるんです?」
「ミュー、わたしもこの件に関しては同意見なの。」
「はぁ?」
「「二人そろって、野宿してやがるのよ!!」」
「はぁ。」
(これは・・・。関わらないほうがいいよね?)とミューヌ。

「ところで、ミューヌ従姉さん。上手くいってられるので?」とカウンターの中から従妹が。

「はい?」と虚を突かれたミューヌ。
「おう、それだ!ミュー!」「そうよ、どうなの!?」と二人が食いつく。


(おー。こえぇ。こっちに飛び火する前になんとかしないとな。)

「そ、そういうウルスリこそ、どうなってんのよ!」

(やべぇ。これは・・・。逃げるか。)が。
いきなり腕を引っ張られ。
逃げようと振り返ろうとしたところでバランスを崩す、酒場のマスター。
ウルスリは。
「ふ。」と最高の微笑みを従姉に見せ付けると。ヒゲのマスターの首に手を回し。

さっき起こした方法を見せ付けた。

「「おーーー!!!」」と、二人。
「な、な、な!」とカフェの女マスター。





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年明け、みなさま、おめでとうございますw

めでたい書き物にしてみましたw

最近、恋愛ネタが多いかしらw

シリアス、オバカ、恋愛だと、ちょっと偏ったかもw

グリダニア編と交互にしてますが、こっちはオバカ編ですw多少、スパイスにしてますがw


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バカップルになってるw
Bob Dalus (Hyperion) 2012年01月03日 01:04

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>ぼびー、いらっさいwww
でもまあ、ね?wこのくらい鮮烈デビューもありかとw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2012年01月03日 02:30

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