95書き物。番外編の裏の2。

「そんでね。まあ、それは不問にするとして、もう一人いるんだけど。こっちも知り合いなの?」
少し、時間はさかのぼる。

森林の都市、グリダニア。
この街は、自然と精霊の加護の下、繁栄を誇ってきた。
そして街の自警団として、槍術士ギルドとして活躍をしてきた鬼哭隊。
その副隊長のスウェシーナ。

が、とても困っていた。

とあるキャンプから、「不審者を捕まえました。」と報告があり。

「帝国の襲撃か?」と聞いたところ。

「いえ、ミッドランダーの少女が一人、それと、別のキャンプで同じく男です。」
隊のパールでやり取りする間に、その少女にどうにも聞き覚えがありそうで、不安以上にイヤな予感が満載。
まさか、ね。
友人専用のパールを取り出し、確認をしてみる。

「ねぇ。」応える相手は幼馴染、そして予想だとその少女の母親。
「どうしたの?」と、幼馴染は応える。

分かっちゃいたが、とりあえず決め付けるのもダメだろう。
「いや、いろいろと困ってるんだけどさぁ?あんたの差し金でしょ?コレ。」

確認だけはしてみる。
「なんのコトかしら?」パール越しに響いてくる友人の声。

予想どうり、トボけてきた。どんな顔してるのか?ソレを思うと。

ぷち。どこかでそんな音がしたような気がした。

「レティ!絶対!間違いなく!!アンタの仕業!!!」絶叫。
「副隊長・・、その・・、もう少し落ち着かれたら・・・。」と部下の一人が声をかけてくる。
ふ~、ふ~、と荒い息を整えながら。
向うからはさらに煽るような台詞が。

「はて?」


してやったり、なイタズラを成功させた顔が目に浮かぶ。

きーーーーッ!
落ち着け、自分。

「もーーーう!アンタの娘をとっ捕まえたんだけどっ!」
少し落ち着いたけど、内容は穏便じゃない。ところが。

「え?なんで?」
む?ちがうのかしら?報告の通りなら間違いなく・・とおもうんだけど。

「そんなトコで捕まる様ならあたしの娘じゃない。」と断言。
そこに「マテコラー!」とパール越しに声が割り込む。
間違いなく彼女の娘、マユだ。そもそもこのパールを持ってる時点で確定だろう。
「と、いうわけなんだけど?」
もはや、ため息しか出ない。疲れた。今日はミューを連れてリムサに行って、ウルスリと3人で飲もう。

「あ。そうそう。昔あたしがやってた・・・・・。」
そーいや、こいつはこういうヤツだった・・・。
「レティ・・・・・・。」ため息一つ。

思わず忘れそうになってた案件を聞いてみた。

「そんでね。まあ、それは不問にするとして、もう一人いるんだけど。こっちも知り合いなの?」
こっちは全く面識は無いのだが、先の少女と同じLSを持っているとかいうので、気になってはいたのだ。

「へ?」と予想外の返事。
「ウチの旦那?」不意打ちを受けたかのような返事は、狙って、ではなく、素の返事だ。コレはこれでレアな反応だが。
「今、店にいるはずだけど。」確かにまだ夕暮れ時、飲食店としては稼ぎ時だろう。

「あんなタフガイ、見たらわかるし、ウチの連中でも勝てるかどうかといえば壊滅されるわよっ!」残念ながら、
魔女の伴侶も人外に強い。キャンプにいる人員ではなんともならないだろう。
自分の旦那とはおそらくケンカにならないのではないだろうか?
あの魔人夫婦め。

「うん。それで?」とさらに聞いて来る。ということは、本当に知らないのか。

少し詳しく説明してみたが、大した情報が入らない。
報告には、サブリガを見せ付けるような装備でちょっと怪しい、
と隊員が「何してる?」との質問に「ぼびー!ドコ!?」とか言い出すので、ちょっとこっちに来て。てな話だったか。

とりあえずはちょっと質問だけで開放ってコトになりそうだけど・・。
マユちゃん、大丈夫かしら?

さっきから無言だけど。

「なんで?」とはレティシア。
あ。
「いや。詰め所に行ったらどうにもマユちゃんと同じLSだって言うから。」
すかさず。
「ところで、ミューが上手い事いったらしいわね!」
「話しそらすな!」
ん?
ん??
「マジで!」これは大ニュースだ。3人で飲み会のメンバーを変えねばなるまい。本人は抜きでリムサに行かねば。
「うん、マジ。少し年下だけど。」パール越しの幼馴染の声は弾んでいる。
てことは、あの彼か。
「そっかー、よかったよかった!後はウルスリだね。相手があれじゃねー・・。」
なんとも、あの相手は食えないコトこの上ない。
「だね、ミューが乗り気だったのもあるけどね。ライバルにしてるっぽいからw」
「そうよねー・・。でも、前よりは詰め寄ってるみたいだけど。」
「今度、バデロンとこに襲撃しようぜ!」
「OK!」



パールの輝きが消える。

あれ?

本題・・・が。


魔女め!


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なんか居るwww
だんだん扱いがウォーリーを探せになってるw
Bob Dalus (Hyperion) 2011年12月16日 14:00

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掲示板への丁寧な書き込みありがとうございました!

ロードストーンで読み物という形式での投稿は
初めて目にしたので、面白いな~と感じ、
勝手ながらフォローをさせていただきました!

キャラの設定もエオルゼアに落とし込んでいて
面白いな、世界を満喫しているんだな~と感じれて素敵ですね!

今後も新作を読ませてもらいに足を運びたいなって思っています!
Nanao Eisenberg (Gungnir) 2011年12月16日 15:09

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>ぼびー、いらっさいwww
どんとウォーリーwww
Mayuri Rossana (Hyperion) 2011年12月17日 01:41

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>ナナオさん、いらっしゃい♪ようこそ!
どうもありがとうございます!
今後ともがんばっていきますんで、お楽しみに。
そろそろ100話目かしらんw
違うワールドの方もお話でゲスト出演してますんで、ご希望とあればw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2011年12月17日 01:44

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