15書き物。とりあえずメイン編はこれで終わる~

パールが光だす。
「ちょっと、あなた、ドコにいるのよ!」

いきなり怒鳴られた。
「えー、ちょっと待って、今、ウルダハにダッシュでネコ娘と向かってるんだからっ!」
ダレがネコ娘よっ!って聞こえてくるが無視する。

「コッチも急いでるの!そっちに居た女の子のお父さんが、もう長くなさそうなの!あのヤサ男はどうしてるの!?」

「チャラ男、先に女の子連れて帰っちゃいましたよっ!」
チャラ男っていうなー、サンクレッド様だーとピンクネコがわめいてる。さっさと走れ。

「あのヤサ男、もっとたかっておくべきだったわっ!」

「イマイチ、わかりませんけど・・・?」
走りながらだから、会話がしんどい。足場も悪い(道作るなら、ちゃんと作ってよね、ホント)

「コッチの話し・・・っと来た来た、そんじゃ!」

えー。


とりあえず、ウルダハの大きな門が見えてきた。
ネコ(もはや、名前ですらないw)は、息も絶え絶えのようだ。そりゃそーだ、こんな荒地を1時間近く走ったコトなんてないだろう。

「で、人を、ネコ呼ば、わりして、おいて、こんな、に、走らせた、理由は?はぁはぁ。」

「あの子のお父さんが、もう・・」

「・・・!」
息を詰まらせるフ・ラミン。

なぜに彼女がこんなにも、あの少女に肩入れしてるのかはわからないけど、誰だって、あんな子供が無茶なコトをしたら心配くらいはするだろう・・・。けど。
ちょっと、気にしすぎ?罪悪感すら感じられる・・。気のせいかしら?


「クイックサンド」に帰るがモモディさんはいない。なんだか神殿のほうに行ったみたい。
それを聞いたフ・ラミンは泣き崩れてしまった。(なんなの?)
「あ、・・ああ・・・ごめん・・・なさい・・・・」

動かないネコ娘はほっといて、そっちの神殿の場所を聞いて、走り出す。

大通りをひた走る。

ついた、とおもう。ココだろう。

一人の男性が布をかけられて寝かせられている。
もう、たぶん、二度と動かないであろう、その体は、泣きじゃくる一人の少女がしがみついている。

チャラ男はガラにもなく、うなだれているようだ。

モモディ(様)は表情が読めない。

老エレゼンの呪術師は、沈痛な面持ちで祈りを捧げている。

つい、唇をかみ締めてしまう。

「あなたが悪いわけじゃないから、そんな顔しないの。」
モモディ様。

「でも・・」
あの時、あの怪物をさっさと仕留めていたら・・・。

「あたしたちができることは、死者に祈ることだけよ。あの女の子は、例の呪術師が面倒見るとか言ってから。」

「そう・・・。」

「あなた、お酒飲めたっけ?」

「飲む。」

「んじゃ、帰って飲むかー」




気がついたら、いつもの寝床でピメルさんが ほっぺたツネってた。


----------コメント----------

昨日落ちてからまちがえてPC落としてしまったので
今読みました(*´Д`*)ごめんちゃい

メイン編おつかれさまーw
無理を言って書いてもらって(⊃д⊂)ありがとうね~!
次のも期待!と思ったら、もうあった!
今から出かけるので帰ってきてから読ませていただきまっすw
Rifeal Ford (Hyperion) 2011年10月13日 12:26

----------------------------

>りふたん、いらっしゃい♪
メイン編はちょっとシリアスな展開になってしまったから、次回は、おバカな作風にします~ってもう書いちゃってるけどネw
いえいえ、リクエストに応えられたらいいなあw
今から続きかこうかしら~3話くらいで終われるようにがんばりまつw
Mayuri Rossana (Hyperion) 2011年10月13日 22:43

----------------------------

冒険編。僕もウルダハなので感情移入がしやすかったです。
主人公の名前も登場しましたね。(ニヤリ)
バカ兄貴登場編をちょっと期待しちゃいました!
Alto Springday (Sargatanas) 2011年10月15日 16:29

----------------------------

>アルトさん、いっらしゃい♪
コメ頂いたのに、見落としてました。ごめんちゃいw
登場しちゃいましたねw場か兄貴w
Mayuri Rossana (Hyperion) 2011年10月17日 11:07

<<前の話 目次 次の話>>

マユリさんの元ページ